「少女パレアナ」エレナ・ポーター著

朝ドラ主人公になった村岡花子さんの
翻訳本を読み終えました。


1913年に出版され、社会のあらゆる階層の
人々の心を打ち、大絶賛された本です。


物語の主人公パレアナは、孤児になり
気難しい叔母さんに引き取られ、
冷たくされます。(赤毛のアンを思い出す)
パレアナはどんなにつらい境遇でも、
何かそこから喜びを見つけるという
ゲームをするんです。


最終章あたりは、絶望と不屈のせめぎあい。


私はこの本を読み終えた時、
手足があることに感謝しました。
車の維持費に頭を悩ますことが、
バカらしくなったりもして。
ふーっと天を仰ぎ、
私の心の中にある最近の「なんで私だけが」
から「損して得せよ」のおみくじを
思い出しました。
得は徳でもある。
損しているかもしれないが、
意外と徳が身についたかもしれない。
などと、超ポジティブになりました。