らじる文庫聞き逃し配信で、石川欣一の
「ささやかな幸福」を聞きました。

～ある程度の幸福は金で買うこと
ができる事実は認める。
金はほんの媒介物で本当の幸福は、
人間が自分で創り出すものなのである。
貧乏しても人間は幸福でいられるから
貧乏人をいつまでも貧乏しとけという
のではない。
清貧などという言葉は私は嫌う。
しかし見る目と聞く耳となによりも
感じる心を持っていれば、人間は
小鳥の声にも庭の隅の雑草の花にも
あるいは自分を見上げる子犬の目つき
にも幸福になれるのである。～

石川欣一さんとはどういう人？
東京高等師範学校付属中学卒とありました。

お坊ちゃまですね。
1918年に東京帝国大学からアメリカの
プリストン大学に転じ卒業。
大阪毎日新聞お勤めロンドン支局長、
勤務の傍ら随筆。

なんとも輝かしい経歴です。
このような方が、日常のささいな
出来事を幸福につなげているんですよね。

おそらく戦争とか、欧米人の人格
から学んだのかなと推測します。

私の知りたい欲求から
読みたい本がまた出てきました(*⌒▽⌒*)

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